閉経が近づき始めたという話題がでると、私のジュークボックスからは骨粗鬆症の話が自動的に流れるという仕様になっている。
閉経すると骨が脆くなる。絶対に外で太陽を浴びてビタミンDを生成して、カルシウムもしっかりとらないといけない。骨は適度な刺激を与えたら強くなるから、ウォーキングとかランニングとかが最適。でないと、うちの母親みたいに骨粗鬆症が原因で、背骨が圧迫骨折する。骨を強くする注射を何十回もうたなきゃならなくなる。思ったように動けなくなる。全てに意欲がなくなり、外にもでないようになる。認知が危うくなって、最後はただ曖昧に微笑むだけになる。
ここまで捲し立てて、「私は絶対に骨粗鬆症にはなりたくない。あんな、＊＊＊と＊＊＊だけが繰り返される、＊＊＊か＊＊＊か＊＊＊ような毎日は絶対に送りたくない(暴言の為一部検閲済み)。絶対に。」と締めくくる。
私の走っている理由の一つは骨を強くしたいというのは結構な割合を占めていたりする。
あと、私のジュークボックスには、夏の棒寒天や、畳屋の蝙蝠、ヨーヨー釣り第二回戦、扇風機のろくろ利用、ばあちゃんの白蛇のお告げなどなど盛りだくさん入っている。なにかのきっかけがあればこれらの話を饒舌に話すかもしれない。
